『21世紀の英会話』高城剛著に、日本人がなぜ英語が喋れないかの理由が書いてあったので紹介していきます!
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日本人がなかなか英語が話せない3つの理由
高城剛さんによると、日本人がなかなか英語が話せない原因は下記の3点です。
1、日本語と英語の「言語間距離」
2、「正しい英語を話さなければならない」という強迫観念
3、日本人はこれまで英語を話す必要がなかった
詳しく解説していきます!
日本語と英語の「言語間距離」について
言語間距離というのは、簡単に言えば異なる言語同士の文法や発音における類似性を距離にたとえたもので、一説には母語との言語間距離が近い(文法や発音に共通点が多い)言語ほど学びやすく、母語からの距離が遠い言語ほど習得が難しいと言われています。
~『21世紀の英会話』高城剛著より引用~
日本語と英語では、発音も文法の語順も全然違うので、そもそも日本人にとっては英語は学ぶのが難しい言語だったんですね!
「正しい英語を話さなければならない」という強迫観念について
英語=勉強=成績であり、「真面目さ」を持つ日本人にとって、完璧ではない英語を人前で使うのは「恥ずかしい」ことに他なりません。
しかし、世界を見渡してみると、ブロークンどころかメチャクチャな英語を話す人がほとんどだと思います。
~『21世紀の英会話』高城剛著より引用~
僕の個人的には、この理由が1番大きい気がします。
日本人はテストとかで、冠詞を間違えたら減点とか時制を間違えたらアウト、みたいに減点法の教育を受けてるんですよね。
実際は、冠詞がなかろうが時制を間違えようが、相手に通じれば問題ないんですよ。
「間違えたくない→練習できない→成長できない」
という負のループに入ってしまっている人も、結構いると思います。
なので、間違えてもいいと思いながらたくさん話す練習をしたほうが、英会話は上達すると思います。
日本人はこれまで英語を話す必要がなかった、について
『21世紀の英会話』が発売されたのが2013年で今から6年前なので、この状況はだいぶ変わっってきたと思います。
2019年現在では、街を歩いていれば普通に外国人がたくさんいますし、道を訊かれることも多くなってきました。
職場に外国人がいる方も多いと思います。
日本人の英語の必要性は、年々高まっている気がしますね!
まとめ
英語の勉強が難しいのは、日本語と英語の言語間距離が遠いから仕方ないんですね。
しかし、英語の必要性は年々高まっています。
「失敗してもいいから、マンツーマンでたくさん英語を話す練習をする」
のが、英会話上達の近道だと思います!